一年生たちとひよめ(二)
「みなさん、うそをついてはなりません。うそをつくのはたいへんわるいことです。むかしの人は、うそをつくと死んでから赤鬼に、舌べろを釘ぬきでひっこぬかれるといったものです。うそをついてはなりません。さあ、わかった人は手をあげて。」
みんなが手をあげました。 みんなよくわかったからであります。
さて学校がおわると、一年生たちはまた池のふちを通りかかったのでありました。
ひよめはやはりおりました。 一年生たちのかえりを待っていたかのように、水の上からこちらをみていました。
ひイよめ、 ひよめ、 と一年生たちは、いつものくせでうたいはじめました。
