二週間
あやかは飲み物を二本持って、まさとの家に行った。 「はい、これ。冷たいよ。」
「ありがとう」とまさとは言った。 ソファに座って、右の足を椅子の上に置いている。 足首に白いテープがあった。
「まだ痛い?」とあやかが聞いた。
「歩く時だけ。医者は、二週間で治ると言った。二週間は、すぐだよ」
「うん、すぐだね」
まさとはペットボトルを置いて、ソファから立った。 そして、すぐに「あっ」と言って、また座った。
あやかは何も言わないで、まさとを見た。
「……あやか」とまさとが言った。 「二週間は、ちょっと長いな。」
