七番の輪
夜の八時。 神社の前に、たくさんの人がいた。 ゆうたはおばあちゃんと一緒に歩いた。
おばあちゃんはポケットからマッチを出して、家から持ってきた黄色い提灯に火をつけた。
「昨夜は雨だったね」とゆうたが言った。
「うん。でも今日は晴れたよ」とおばあちゃんが答えた。
輪投げの店があった。 的には六、七、八の番号があった。
「七がいいよ。ラッキーセブン」とおばあちゃんが言った。
ゆうたは三回投げた。 六番、八番、また六番。 七番には入らなかった。
おばあちゃんが一回投げた。 輪は七番に入った。
「おばあちゃん、すごい!」とゆうたが言った。
「子供のとき、毎週日曜日にここで遊んだからね」とおばあちゃんが言った。
