Нажмите на слово, чтобы узнать его значение.
売らないパン
朝の四時。 恵子は店の電気をつける。 外はまだ暗い。 お客さんは一人もいない。
はかりの上に小麦粉を五百グラム入れる。 水は三百グラム。 毎日同じだから、もう見なくても分かる。
パンを作って、オーブンに入れる。 その間に、恵子はコーヒーをいれる。
五時。 最初のパンが焼ける。 最初のパンは、いつも少し小さい。 朝はオーブンがまだ冷たいからだ。 だから、このパンは店に出さない。
恵子はそのパンを半分に切って、立って食べる。 まだ熱い。
六時に店を開ける。 それから、お客さんがたくさん来る。 でも、一日で一番おいしいパンは、いつも売らないパンだ。