スーパーの値段の読み方
スーパーマーケットで買い物をするとき、商品の値段は、たいてい棚の下や、商品そのものに貼られた紙に表示されている。 日本のスーパーの表示は、慣れれば分かりやすいが、初めて見る人には、少し複雑に感じるかもしれない。 特に、外国から来た人には、難しく見えるようだ。 ここでは、値段の表示の読み方を、いくつか紹介したい。
まず、いちばん大きく書かれている数字が、その商品の値段だ。 多くの場合、「298円」のように、円という字といっしょに書かれている。 ただし、注意したいのは、税を入れる前の値段と、税を入れた後の値段の、両方が書かれていることだ。 大きい数字が税抜きの値段で、その横や下に、小さく「税込 322円」と書かれていることが多い。 実際に払うのは、この税込みの値段のほうなので、レジで思ったより高いと感じないように、小さい数字も見ておくとよい。
次に、肉や魚、野菜などには、「100グラム 約198円」のように、重さあたりの値段が書かれていることがある。 「約」という字は、だいたいの数を表す。 品物によって重さが少しずつ違うため、正確な値段は、店の人が量ってから決まる。 だから、同じ商品でも、パックによって最後の値段が変わるのだ。 これを知らないと、レジで値段が違うように見えて、驚くことがある。
また、卵や飲み物のように、いくつかまとめて売られているものには、中に入っている数も表示されている。 「6個入り」「12本入り」といった書き方だ。 買う前にこの数を見ておけば、必要な量を、むだなく買うことができる。
食べ物には、値段のほかに、日付も表示されている。 「賞味期限」と「消費期限」の二つがあり、意味が少し違う。 消費期限は、その日までに食べたほうがよいという意味で、お弁当やお肉など、傷みやすいものに書かれている。 賞味期限は、おいしく食べられる期間のことで、少し過ぎても、すぐに悪くなるわけではない。 この二つを見分けられるようになると、食べ物をむだにしないために、とても役に立つ。
夕方になると、売れ残りそうな商品に、「20%引き」や「半額」といったシールが貼られることも多い。 安く買うために、この時間をねらって買い物に来る人もいるようだ。 値段の表示を上手に読みながら買い物をすれば、同じ商品でも、より安く、より賢く買うことができるだろう。
慣れるまでは、表示が多くて大変に見えるかもしれない。 しかし、一つ一つの意味が分かってくると、買い物はもっと楽しく、便利になる。 次にスーパーに行くときは、ぜひ、値段の紙を、ゆっくり見てみてほしい。
