「食べる」の敬語
会社では、お客さんに正しい敬語を使うことが大切だ。
ある日、新人がお菓子を出しながら「どうぞ食べてください」と言った。
先輩はあとで、小さな声で教えてくれた。
「お客さんには『召し上がってください』と言うんだよ」
「召し上がる」は、相手を高める尊敬語だ。
反対に、自分のことを言うときは謙譲語を使う。
たとえば、客の部屋へ行くときは「参ります」と言う。
部屋に入る前には、「失礼します」と一言。
新人は「敬語は山みたいですね」と言って、ため息をついた。
先輩は笑って、「一つずつ登れば大丈夫」と言った。
