どっちでもいい
飛行機は十四時間だった。 席が狭くて、電気を消しても、ハルカは寝られなかった。
空港の外でケンジが待っていた。 「お疲れ。すぐ食べに行こう」
二人は、この辺のレストランに入った。 メニューは短かった。 魚と肉だけだ。
「魚と肉、どっちがいい?」とケンジが聞いた。
「どっちでもいい」とハルカが言った。
ケンジは店の人に何か言った。 料理が来たとき、ハルカは寝ていた。
ハルカは目を開けた。 テーブルに、魚と肉があった。
「肉も頼んだよ。いつも肉だからね」とケンジが笑った。
「やっぱり、どっちでもよくなかったな」とハルカは言って、すぐ肉を食べた。
