忘れたハンカチ
ジェーンはアメリカ人だ。 日本語の学校で日本語を勉強していて、ひろきと友達になった。
日曜日、二人はファミリーレストランで昼ご飯を食べた。 ジェーンはハンバーグを、ひろきはカレーを注文した。 たくさん話して、楽しい時間を過ごした。
家に帰ってから、ジェーンは気がついた。 ハンカチがない。 大事なハンカチだった。 日本に来る前に、お母さんがくれたものだ。 レストランに忘れたのだ。
次の日、学校でひろきがジェーンに言った。 「ジェーン、これ、探してたでしょう。」 ひろきの手には、あのハンカチがあった。
「どうして持ってるの。」とジェーンは驚いた。 「昨日、椅子の下に落ちてたから、拾っておいたんだ。」
ジェーンは、うれしくて泣きそうになった。 「ありがとう、ひろき。本当にありがとう。」
