どうして日本にはコンビニが多いのか
日本を旅行する外国人が、よく驚くことがある。 それは、コンビニの多さだ。 駅の前にも、住宅街の中にも、大きな道路のそばにも、必ずと言っていいほどコンビニがある。 特に東京のような大きな街では、一つの角を曲がると、また別のコンビニが見えることも珍しくない。 どうして日本には、こんなにたくさんのコンビニがあるのだろうか。
一つ目の理由は、人口の多さだ。 日本の都市は、狭い場所にたくさんの人が住んでいる。 人が多いので、店を使う客も多い。 だから、近い場所にいくつも店を作っても、ちゃんと商売になるのだ。 特にセブン-イレブンのような大きなチェーンは、同じ地域に何店も出している。 近くに店が集まっていると、トラックが一度にたくさんの店へ品物を届けることができるからだ。
二つ目の理由は、コンビニでできることの多さだ。 昔のコンビニは、ただ食べ物や飲み物を売るだけの店だった。 しかし今は、できることがとても増えた。 電気代や水道代を払うことができるし、荷物を送ることもできる。 銀行のように、お金を下ろすこともできる。 コピーを取ったり、コンサートのチケットを買ったりすることもできる。 役所に出す書類まで、コンビニで印刷できるようになった。 つまり、コンビニは、生活に必要なことがほとんど何でもできる場所になったのだ。
三つ目の理由は、いつでも開いているという安心感だ。 ほとんどのコンビニは、二十四時間、店を閉めない。 夜中のゼロ時を過ぎても、朝の四時でも、電気がついていて、店員がいる。 だから、仕事が遅く終わった人も、朝早く起きた人も、いつでも買い物ができる。 ある調査によると、夜遅くコンビニを使う人は、思ったより多いそうだ。 地震や台風のような災害のときも、開いているコンビニは、人々にとって大きな助けになる。
もちろん、二十四時間営業には、問題もある。 夜中に働く店員を見つけるのは難しいし、電気もたくさん使う。 最近は、夜だけ店を閉めるコンビニも、少しずつ増えてきた。 それでも、多くの日本人にとって、コンビニは「いつでも、そこにあるもの」だ。
お腹がすいた夜中でも、急にお金が必要になったときでも、コンビニの明かりはついている。 その明かりは、日本の街の、当たり前の風景になっている。
