コピー機の故障
コピー機が動かなくなった。 新入社員のりんは、困った顔で立っていた。
「佐藤さん、コピー機が故障したみたいです。紙が中で止まっています」
佐藤さんは、自信たっぷりに近づいてきた。 「大丈夫。僕はこの機械のことなら、何でも直すことができるよ」
佐藤さんは説明書も読まずに、あちこちのボタンを押し始めた。 ふたを開けたり、閉めたり。 でも、コピー機は動かない。
三十分後、佐藤さんは汗をかいていた。
「りんさん……修理の人を呼ぶようにして」
りんはこっそり、コピー機の後ろを見た。 コンセントが、抜けていた。
