チャットと人、どちらに聞くか
買った物が届かない。 使い方が分からない。 そんなとき会社のサイトを開くと、まず出てくるのはチャットの画面です。 人のオペレーターと話したいのに、と思う方も多いでしょう。 しかし、どちらがいいかは、聞きたい内容によって変わります。
チャットが強いのは、答えが決まっている質問です。 営業時間、送料、返品のやり方。 こうした質問は対象が誰でも答えが同じなので、機械の方が速いです。 夜中でも待たされません。 電話の場合は、つながるまで二十分待つこともあります。
反対に弱いのは、事情が一つ一つ違う相談です。 「先週注文した物が届かないが、家族が受け取ったかもしれない」。 この種の話をチャットに入れると、たいてい同じ案内が繰り返されます。 機械は、決まった答えの中から近い物を選ぶ支援の道具で、こちらの事情を考えてくれるわけではありません。
そこで、順番を決めておくと便利です。 まず、自分の質問が「誰が聞いても答えが同じかどうか」を考えてみてください。 同じならチャット、違うなら最初から人を呼びます。 多くのサイトでは、チャットに「オペレーター」と入れると、人につながる仕組みになっています。
最後に一つ注意があります。 急いでいるときほど、非常に長い文を書いてしまいがちです。 機械は長い文が苦手です。 困っていることを一行で書く。 それだけで、答えが返ってくるまでの時間はずいぶん変わります。
